PRI講習会
先週末は福岡で開催されたPRI(postural restoration institute)の講習会に参加してきました。
<PRI Japanより>
PRIとは、
アメリカの理学療法士の「Ron Hruska(ロン・ハラスカ)氏」が2000年にネブラスカ州で始めた教育機関です。
PRIでは、人間の身体は構造的にもともと左右非対称(内臓の位置関係や右脳と左脳の機能、循環器系、運動器系、視覚器など)であること、これによって生じる偏った姿勢や動作パターンから機能不全や不良動作が引き起こることに着目し、
- 機能的対称性の獲得(Repositioning)
- ポジションの維持または脳への再教育(Retraining)
- 両側性の動作パターンを獲得(Restore)
などのアプローチを通して、基本的な動作パターンを改善していきます。
その名前の通りポスチュラル(姿勢)とレスピレーション(呼吸)の関係がとても重要しされており、特にこの両面の機能を持つ横隔膜がキーポイントになります。
例えば呼吸を例にとれば、 1日約20000回行われるとされる呼吸。この呼吸が正しく行えないことで、姿勢不良が起き、やがてパフォーマンス低下や障害にも繋がっていきます。よくある肩こりなども呼吸の問題から起こることも。。
最近のトレーナーの業界でも呼吸は動作改善の介入においてとても、重要視されるトピックですが、今回PRIの講習では今後のトレーニング指導においても有益な情報を多く取り入れることができました。
<PRI Japanより>
これから皆さんのお役に立てる様に復習をたっぷりして準備して行きたいと思います。