機能神経学とアスレチックパフォーマンス
先週末は福岡市で開催された吉澤公二先生の
「機能神経学とアスレチックパフォーマンス」
セミナーに参加して参りました。
吉澤先生は米国でD.C(ドクターオブカイロプラクティック)の学位を取得され、その後、約20年に渡り米国で一般の方から、スポーツ選手、神経系の難治症患者、そして小児発達障害など脳の発育バランスに課題を抱える子供など、幅広い症状の治療に従事されてこられた先生です。(先生の詳細プロフィールはこちら)
ここ数年、最新のトレーニングでは、単に「骨や関節、筋肉」だけではなく、「神経系(脳)」に対するアプローチへの関心が高まり、考え方も大きく変化しています。
- 情報入力としての「感覚器(固有受容器、視覚、聴覚)」
- レシーバー、運動制御としての「脳」
- 実行部としての「身体(骨や関節、筋肉)」
動作は全て脳で制御されるため、その入り口となる感覚器(視覚・聴覚・触覚など)から「脳」への情報入力の質がとても大切になると言うことです。
今回は、その情報入力の質に関連する1つ「原始反射」について、その評価方法や統合エクササイズについて学ぶ機会を得ることができましたが、改めて情報入力の大切さについてセミナーを通して実感することができまました。
これらの学びは、非常に奥が深いところですが、皆様の機能改善、パフォーマンス向上のお役に立てる様に引き続き学びも深めて参りたいと思います。(矢野)