炭水化物の役割「前編」
こんにちは!トレーナーの横山勇太です。
本日は炭水化物についてお話しします。
炭水化物は3大栄養素の1つで脳や筋肉などの直接的なエネルギー源となり
主にお米やパン、蕎麦などの麺類などに含まれており、糖質と食物繊維で構成せれています。
食事から摂取した炭水化物は体内でブドウ糖(炭水化物が分解されたもの)として吸収され
肝臓と筋肉にエネルギーとして蓄えられます。
その後、運動時のエネルギーとして使われ
過剰に摂りすぎて余った分は中性脂肪となり体内に貯蔵されてしまいます。
そのため、一般的に炭水化物(糖質)の取りすぎは太ると言われています。
では、
炭水化物(糖質)は抜いた方が痩せるのではないか?
実はそういう訳ではありません。
炭水化物を摂らないとリバウンドする危険性が高まります。
人間の血液中には「血糖」と呼ばれるブドウ糖が存在していて
これが直接的なエネルギーとなって人の体を動かしているのですが、
糖質制限などで体内の血糖が過剰に不足すると糖新生が起こります
これは「筋肉などの体の材料を分解して新たに糖を生み出す」という体のシステムです。
糖新生が起こると筋肉量は減少し基礎代謝も落ちてしまい残るのは脂肪だけ。。。。
これはダイエットをしている人にとっては最も避けたいことですね。
そう考えると炭水化物を抜くことは良くないと思いませんか?
他にも炭水化物は脳や目、神経などの栄養素でもあり
不足すると慢性的な疲労感や認知機能、集中力の低下などにも繋がりますので
適量を食事でしっかりとるようにしましょう!
今回は長くなりますので詳しくは触れませんが、
次回はこれを踏まえて糖質の正しい取り方などについてお話ししていきます!
それでは!