肩こりが起こる原因と防止エクササイズのご紹介
今回は肩こりが起こるメカニズムと予防する為に
効果的なエクササイズをご紹介したいと思います。
結論から言いますと
肩こりは首や肩周りの筋肉が過緊張を起こすことで
血液循環が悪くなり疲労物質が蓄積して起こります。
具体的に『僧帽筋』という筋肉を例に挙げて説明していきたいと思います。
僧帽筋は頭蓋骨から肩甲骨、背骨に付いている大きな筋肉で肩甲骨を動かす大きな筋肉です。
重いものを持ち上げるときに肩甲骨を固定したり、ものを引き寄せたり
首から下を固定した状態で頭の角度を固定するなどの動きで使われます。
つまり姿勢づくりに大変重要な筋肉です。
長時間のデスクワークなどの作業では
立位よりも重力負荷がかかる為、背中が丸まりやすく
頭が前に出た姿勢となってしまいます。
前方に出た頭を僧帽筋などの筋肉で支えることで、
筋肉の過緊張や姿勢不良が生まれ、
肩こり(首や肩周りの不調)につながってしまいます。
これらを予防するためには、首や肩周りのストレッチも大事ですが
日常から肩こりが起きにくい姿勢を作ることが大切になります。
そこで、今回は僧帽筋をはじめ安定した姿勢づくりに
必要な肩や肩甲骨周りのエクササイズをご紹介します!
プローンY
・親指を立てるように手を握る
・肩甲骨から動かし始めるつもりで肩、腕を上下に動かす
・動作はゆっくり行う
プローンT
・両腕を真横に伸ばし、親指は上向きにする
・背中と頭が一直線になるようにする
・肩甲骨を背中に引き寄せるように動かす
プローンL
・親指を上向きにして、脇を締める
・手をできるだけ体側方向(後方)にひく
・肩甲骨の下の方に緊張を感じる
難しい場合はどれか1つからでも大丈夫です!
また、動画内ではバリエーションとして立位で行う方法もご紹介していますので
仕事中や作業の休憩時間などに是非行ってみてください!
投稿者:横山