ピラティス チェア インストラクター資格取得!
こんにちは!トレーナーの新井です。毎日暑い日が続いていますね。こんな暑い日にはアイスコーヒーが美味しくて、ついつい飲み過ぎてしまいます。
さて、先日私はピラティスマシンのチェア指導者の資格を取得してきました。
資格取得のために博多区にあるクラブピラティス博多店さんのトレーニングセンターで、二日間の研修を受けてきました。今回の研修では男性も多く、私以外にもパーソナルトレーナーの方々がいらっしゃいました。
2日間の研修では、チェアを使用した約40種類の動作を学び、それを受講生同士で指導することで、指導法や動作の注意点を学びました。ハードな動きも多く、全身がしっかり筋肉痛になり、身体が整う感覚があり、とても気持ちよかったです。
クラブピラティス博多店さん。店舗の奥にトレーニングセンターがありました。
チェアから得られる効果
ピラティスには、呼吸を整え、体幹部を強化し、背骨の柔軟性を向上させることで本来の体の機能を取り戻す目的があります。手軽に始められるグループレッスンで行われるマットピラティスは、基本的に道具を使わずに自分の身体のみをコントロールする内容でムーブメントを行います。しかし、普段から運動習慣がない方や偏った運動習慣があると、ムーブメント本来の動きができずに、違う筋肉を使ってしまったり、首や腰が痛くなる方も少なくありません。道具に頼らず自分の身体をコントロールする技術が必要なマットピラティスが最も難しい種目ではないかと私は感じています。
そこでマシンを使うことで、狙った筋肉や動きをしやすくする効果があります。特にチェアを使用することで、以下のような効果が期待できます。
- 筋・神経の活性化: ペダルやバネの負荷によって、うまく力を入れられない筋肉に刺激を入れやすくなったり、動作をアシストすることで、動きを学習することができ、神経系の活性化に繋がります。
- バランス感覚の改善: 仰向け・うつ伏せ・横向き等、様々な体制で運動を行うだけでなく、身体を捻る・シートの上で身体を回転させるような動作もあり、前庭感覚と言われるバランス能力の要素である機能を高めることができます。
- 筋力・筋持久力の向上: 片足でのスクワット動作やスプリングによる負荷の調整ができるため、効率良く筋力と筋持久力を鍛えることができます。
自分の目的にあった運動を選ぶ
最近ではピラティスがとても流行っていて、新しい施設もどんどんできています。しかしピラティスがどんな目的にでも効率的なわけではありません。ダイエットを目的とする方は有酸素運動を選択したほうが効率的ですし、自分の体重以上の負荷になることはないので、より筋力を向上させたい方にはウエイトトレーニングが必要です。身体の動かし方や力の伝え方が上手くなるので、結果的にスポーツの競技力が向上する可能性がありますが、スポーツは技術練習が欠かせません。日常的なレベルでの健康目的であればピラティスによる恩恵はとても多いと思いますし、ダイエットのための運動習慣の一つとして取り入れたり、スポーツのための補助的なトレーニングとして導入することは選択肢として有効だとも思います。
GROUND RULE.でのトレーニングの特徴
GROUND RULE.では目的を効率よく達成するために、体の状態をしっかりと評価し、生活習慣のカウンセリングを元に、運動の内容を提案しております。その中にピラティスのエッセンスを取り入れ、常に体へ新しい刺激が入るように運動を行います。
もちろんピラティスをしっかりやってみたいという方へのパーソナルピラティスを行うことも可能です。経験豊富なトレーナーが丁寧に指導いたします。ご希望の方はトレーナーの新井まで!