DNS(動的神経筋安定化)エクササイズコースパート1@東京
週末の2日間は東京に飛び
「DNS(動的神経筋安定化)エクササイズコースパート1」
の学びをして来ました。
DNS(Dynamic Neuromuscular Stabilization)とは、
チェコ共和国プラハのPavel Kolar(パベル・コーラ) 博士によって考案されたリハビリの方法。
https://www.rehabps.com/REHABILITATION/Home.html
もとは小児神経麻痺患者の機能改善の研究がベースとなっており、人間の基本的な動作(座る、立つ、歩くなど)を制御する神経系の発達(モータコントロール)が生後1年ぐらいにかけて多く確立されていることに着目し、運動系の機能不全や関連する症状が、これら成長発育(発達運動学)に基づいたアプローチ(評価、治療療法、運動療法など)を通して改善していく統合的な考えです。
http://www.rehabps.com/REHABILITATION/Posters.html
現在、子供から成人までトレーニングやリハビリなどの分野で広くひろまりつつあり、
ハンマー投げ室伏選手をはじめ、テニスのフェデラー選手、錦織選手、サーフィンのオーエンライト選手など、世界で活躍する一流プレーヤもDNSアプローチをトレーニングに取り入れ、正しく身体を動かしながら、運動・脳神経をコントロールし、怪我の予防やパフォーマンスアップに繋げる取り組みを行っていたようです。
DNSのコンセプトでは上記の通り発達運動学がベースとなっていますが、
その中でも今回のセミナーでは、その中心となる
・呼吸の正常化(腹腔内圧(IAP:Intra Abdominal Pressure)の獲得)
・矢状面の安定性
・ジョイントセントレーション(関節中心位)
・四肢機能の分化
などを2日間にかけて学んで来ました。
これまで受講して来た、PRIやFMSでも呼吸はとても重要視されている位置づけにあります。
今回DNSコースでも呼吸への介入や動作を中心とした機能改善を学ぶことで、より一層トレーニングへのアプローチに広がりが出た感じです。
・肩こりや腰痛といった慢性疾患の根本的改善
・けがを繰り返すアスリートへの予防、機能改善
・パフォーマンス向上のためのトレーニング
などGROUND RULE.の普段の取り組みにおいても大変参考となる内容でした。
今回学んだことを早速復習して、トレーニングに取り入れて行きたいと思います!
今回セミナーが開催された新宿の東京オペラシティ。
最近はこちらでセミナーが開催される事が多くありますが、いや〜東京。
贅沢な環境で教育が受講出来るのも気分転換となって良いですね。